医療現場で病名の診断にも使われるIBMの人工知能「Watson」の性格分析が驚くほど当たる…

医療現場で病名の診断にも使われるIBMの人工知能「Watson」の性格分析が驚くほど当たる…

今年はGoogleの人工知能「アルファ碁」が話題になりました。コンピューターがプロ棋士に勝てるようになるのは数十年は先と言われていましたが、それが実現してしまったのです。

まだ馴染みの薄い人工知能ですが、IBMの人工知能「Watson(ワトソン)」は既に企業の業務で使われ始めています。

最近では、医療現場で、患者の病名を突き止め、白血病患者の治療に貢献したことが話題になりました。がん研究に関する2000万件以上の医学論文と約1500万件の抗がん剤情報を学習したWatsonが、患者の1500ヶ所の遺伝子データから、わずか10分で原因となる部分を特定し、「二次性白血病」であることが判明したのです。Watsonの分析が治療や診断に役立った患者は既に50名います。

がんの研究は日々進んでおり、医学論文だけで毎年数十万件が発表されています。この膨大な知識を、人が覚えるのは、物理的に限界があります。コンピューターならば、膨大な情報量を「記憶」するのは容易なことです。人工知能の進歩により、この膨大な情報を、コンピューター自身が有効に分析、活用できるようになってきました。

病気の診断や治療にも「将来的にはAIを使うのが当たり前になるだろう」と考えられています。

これまでの情報を蓄積・閲覧できるだけのコンピューターとは異なり、自ら情報の分析・活用もできる人工知能が、私たちの「第二の脳」の役割を担う時代が近そうです。

そんなIBMの最先端人工知能、Watsonによる性格分析サイト「Personality Insights」が公開されています。

Personality Insightsでは、あなたの書いたTwitterや文章から、性格分析ができます。

Twitterから性格分析

Twitterやテキストから性格分析

テキストから性格分析

テキストから性格分析

 

分析結果は、性格の総合的な説明と傾向、各分析項目の数値で表示されます。

この性格分析が、かなり当たっています。

確かに、普段書いている「文章」には、その人の性格が如実に現れます。ユーザーに選択肢を選ばせる性格診断よりも、ずっと角度の高い性格診断ができそうです。

性格分析の結果

医療現場で病気の診断にも使われているIBMの人工知能「Watson」がTwitterから正確を分析。当たっている。。。

性格分析の結果詳細

医療現場で病気の診断にも使われているIBMの人工知能「Watson」がTwitterから正確を分析。当たっている。。。