アンケート調査・サイトの収益化が簡単にできるGoogleの新サービス Google Consumer Surveys

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Google Consumer Surveysはアンケート調査・サイトの収益化が簡単にできるGoogleの新サービスです。

アンケート調査を行いたい企業にとっては、簡単に、早く、しかも低コストでアンケートを集められる新たな方法として、サイト運営者にとっては、Adsenseやバナー広告に続く新たな収益化の手段として注目されています。

目次

アンケート実施者向け情報

Google Consumer Surveysって、どんなサービス?

オンラインアンケートサービスです。

アンケート利用者が市場調査や新商品のネーミングなどについてユーザーアンケートを作成すると、Googleがサイト運営者を通じてアンケートを配信して、回答を集めてくれます。

アンケートの作成は、テンプレートを利用して数分程度で準備ができます。ターゲットも性別、年齢、地域、年収などで絞り込めます。

Google Consumer Surveysの費用は?

料金は質問1件あたり0.10ドルからと非常に低額です。1つのアンケートには最大10個まで質問をつけられます。質問1件0.10ドルとすると、10個質問をつけたアンケートは1ドルとなります。

質問1件0.10ドルは、ターゲットの選別を行わない場合の料金です。年齢、性別、場所によるターゲティングを行った場合は、質問1件0.15ドルになります。また、Androidスマートフォンユーザー向けの質問は質問1件0.30ドルになります。

これまでのアンケートサービスと比べると、圧倒的な安さです。

結果はどれくらいの期間で表示されるの?

アンケートの配信は数分で開始され、数時間後には最初の回答結果が管理画面で確認できます。1000件程度の回答数であれば、数日で結果を得られます。

これまでのアンケートサービスと比べると、圧倒的なスピードです。

アンケート結果の分析はできる?

アンケート結果は専用の画面で確認、分析できます。サンプル画面があります。分析機能の使いやすさは、さすがGoogleです。

日本語には対応しているの?

日本語でのアンケート作成も可能です。ただし、管理画面は英語です。(※2016/01/30 現在)

自分のサイトなら無料でアンケートができる

自分のサイトでアンケートを取るならば、無料で利用することもできます。例えば、自分のサイトの満足度を調査したり、ユーザーに興味のある内容を尋ねる際に利用ができます。『外国人旅行者向けのアプリを作った時に、海外の人が日本に興味ある内容ってなんだろう?』という調査にも使えます。

サイト運営者向け情報

サイト運営者の新たな収益源とは?

サイト運営者は、自分のサイトにアンケートを表示して、回答を集めることで収益を得ることができます。

日本のサイトでも少しずつ導入が始まっています。nanapiのインタビューでは、Google Consumer Surveysのテスト導入で高い単価が出ており、バナー広告以外の収益源として期待できると述べています。

収益は質問 1 件につき 0.05 ドルとなります。アンケート 1 つあたりの最大質問数は10件なので、アンケート1つにつき最大 0.50 ドルを獲得できます。

サイトにはどのように表示される?

ニュースやメディアサイトでは、「このアンケートに回答したら、記事の続きを読めます」という形で、アンケートに回答すると記事を閲覧できるという表示が多いです。

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写真などの素材サイトでは、「アンケートに回答したら、無料でダウンロードできます」という形で、アンケートに回答するとダウンロードができるように表示しています。

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審査はあるの?

初期導入時の審査はありますが、厳しくはありません。アダルトサイトなどはNGですが、AdSense が導入できるサイトならば、通常問題なく登録できます。

収益の受け取りにAdSenseアカウントが必要になります。導入から15~30 日間は、テスト用のアンケートで品質審査が行われ、収益は発生しません。これは品質テストなので、インプレッション(アンケートの表示回数)について、最低保証数を求められることはありません。PVが少ないサイトでも導入できます。

登録方法は?

お問い合わせフォームから申し込みます。(※2016/01/30時点)

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