スマホの写真をフリマみたいに売り買いできるサービス「Snapmart」

スマホの写真をフリマみたいに売り買いできるサービス「Snapmart」

Snapmartは個人のスマホの中にある写真を、フリマ感覚で素材として販売することができるサービスです。リリースから1日半で5,000ユーザーを獲得し、リーリースから12日ですでに9万枚以上の写真が登録されています。

最近購入された写真

販売されている写真は企業やデザイナーが広告素材、デザイン素材として購入することができます。

販売価格と報酬

販売価格は100円~2,000円、販売価格のうち50〜70%が出品者の報酬になります。

ユーザーは3つのランクに分類されており、ユーザーのランクによって写真に設定できる価格帯が異なります。

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「本確認なし」のユーザーは100円、「本人確認あり」のユーザーは100円~1,000円、「プレミアムユーザー」は100円~2,000円の範囲で販売できます。本人確認は運転免許証などで行われます。プレミアユーザーはInstagramの人気ユーザーや著名人など、Snapmartが認定したユーザーです。

現在はiPhoneアプリのみで、Androidアプリはリリースされていません。

iPhoneアプリ

人物写真のモデルリリース取得

Snapmartでは、モデルリリース取得済みの人物写真も販売されています。

出品者は、モデル宛にメールを送付して、オンライン上でモデルリリースの同意を得ることができるようになっています。

企業はモデルリリース取得済みの写真を購入できるので、トラブルを回避できるようになっています。

モデルリリース

モデルリリース取得済みの写真

モデルリリースが未取得の場合は、出品者にモデルリリースの取得を依頼できる機能があります。

モデルリリースの取得依頼

食べ物の写真

食べ物の写真はクオリティが高いものが多く、利用しやすそうです。

食べ物の写真

コンテストの開催

Snapmartで欲しい写真が見つからない場合、企業は「コンテストの開催」を行って、賞金を出してユーザーから写真を募集することができます。

コンテスト

コンテストの開催は3,000円/枚~行うことができるようです。受賞作品を複数選ぶことも可能です。

まとめ

リリースされたばかりなので、購入と販売で別々のIDを取得する必要がある、など、まだまだ課題はありそうですが、ユーザーと写真登録数も伸びており、人気が出そうなサービスです。一般のユーザーはスマホの写真でお小遣い稼ぎができるし、企業やデザイナーは、写真を安価な価格で気軽に購入することができます。ユーザー数が増えてくれば、いわゆる「トレンド」的な写真も、スピーディーに販売されるようになると思います。キャンペーンやイベントでトレンドものを扱うときに活用できそうです。