Google Adsenseには「関連コンテンツ」という広告ユニットが存在します。
関連コンテンツは、サイト内の関連記事と外部サイトの広告記事を関連コンテンツとして表示し、広告記事がクリックされると収入になるという仕組みです。
サイト内の関連記事も表示されるので、サイトのページビュー数、滞在時間も向上します。
関連コンテンツに表示されるサイト内の記事はGoogleが自動的に収集、表示してくれます。
Google Adsenseの関連コンテンツ導入でサイト収入が30%向上
これまでの経験から、ディスプレイ広告のみのサイトに、新しく関連コンテンツを導入すると、サイト収入が30%程度向上します。
特に、記事本文直下に関連コンテンツを表示すると、ディズプレイ広告に比べてクリック率が2~3倍程度になります。
クリック単価はディスプレイ広告の1/2~1/3程度です。
関連コンテンツはGoogle Adsenseのページあたりの広告数の上限にはカウントされません。
ディスプレイ広告を上限の3つ設置して、追加で関連コンテンツを設置することができるので、サイト収入の確実な改善が期待できます。
Google Adsenseの関連コンテンツが使えるようになる条件
確実にサイト収入の改善が期待できる関連コンテンツですが、残念ながらすべてのサイトで使えるわけではありません。
関連コンテンツが使えるようになるには条件があります。
Googleから具体的な基準は公開されていませんが、これまでの経験から、サイトのPVが月間5万~10万、サイトの総ページ数が数百ページになると、関連コンテンツが使えるようになります。
基準を満たしたサイトには、Google Adsenseから関連コンテンツ使用の招待メールが届きます。
管理画面でGoogle Adsense使用の可否を確認することもできます。
設定 > 自分のサイト > コンテンツから関連コンテンツが使えるサイトのURLを確認することができます。ここにサイトのURLが表示されていれば、関連コンテンツを使うことができます。
関連コンテンツが使えない場合は、サイトのPV、ページ数などが条件を満たしていないので、まずはサイトのコンテンツ充実を行いましょう。
Google Adsense関連コンテンツの設置方法
Google Adsense関連コンテンツのコードは、通常のディスプレイ広告と同じようにAdsense管理画面から発行することができます。
広告の設定 > コンテンツ > 広告ユニット に進み、「新しい広告ユニット」ボタンをクリックします。
広告タイプの選択画面が表示されるので、「関連コンテンツ」を選択します。
「対象サイト」を選択して、「広告ユニット名」を入力し、「保存してコードを取得」ボタンを押します。
サイズはデフォルトでレスポンシブ対応になっているので、基本的に指定は不要です。カスタムサイズを指定することもできます。
あとは、コードをサイト内の関連コンテンツを表示したい場所に設置するだけです。