Google Analyticsを活用してWebサイトから実店舗への誘導効果を計測する方法

Google Analyticsの公式ブログで、サイトを訪問したユーザーの実店舗への誘導効果を計測した事例が紹介されています。

計測にはGoogle AnalyticsのUser IDMeasurement Protocolを使用します。

サイトから実店舗への誘導率や、サイトを閲覧したユーザーと閲覧していないユーザーの購入額の差、PCとモバイルの差などが分かるので、PDCAを回しながら、広告費やサイト制作費用の効果的な配分ができるようになります。

実案件でもやったことがあるのですが、やり方は簡単です。

まず、店舗でユーザーに会員カードを配布します。

会員カードにはポイントやクーポンなど、何かしらの特典をつけます。

会員カードを有効化するためにはWebサイトにアクセスして、情報登録が必要な仕組みにしておきます。

あとは、店舗での購入時に会員カードの提示を求めて、購入データ(個人情報を除く)をGoogle Analyticsに取り込むだけです。

さらに、メールマガジンを発行するなどして、メールマガジンからWebサイトへのリンクに会員ごとにパラメーターを割り振ることで、結びつきを正確にすることができます。

オンラインとオフラインの行動を結びつけて分析することで、Webの効果をより正確に分析できるようになります。