2月3日は節分ですね。
皆さんは豆まきはしますか?
私はまかずに福豆を食べます。恵方巻も食べます。
恵方巻が食べたくて色々調べていたら、節分に関して面白い豆知識が出てきたのでいくつか紹介します。
ついでに、節分に関する写真素材をまとめた記事を書きました。
目次
節分は2025年から2月2日に変更!?
節分の日付は現在は毎年2月3日ですが、これは1985年から2024年頃まで限定だそうです。
2025年からはうるう年の翌年は、2月2日になります。
節分は立春の前日です。立春は太陽黄経が315度となる日と決まっているのですが、天体の運行に基づいているので、日付は年によって異なります。
また未来の日付は軌道計算に基づく予測です。
地球の軌道がずれたら、その分だけ節分の日付が変わります。
↑同じ期間でも、西暦を4で割った余りがいくつかによって、日付が変わるということです。
情報ソース: Wikipedia
豆は自分の年より1つ多く食べる?
豆を食べる数については「年の数だけ」食べる派と、「年の数プラス1個」食べる派、2つの派閥があります。
家庭や個人、地域によって、結構バラバラです。私の周りもバラバラです。
どちらが正しいのでしょうか?
実は、「どちらも正しい」ようです。
節分は立春の前日です。日本の旧暦では、立春はお正月です。つまり、昔は節分は大晦日でした。豆を一つ多く食べるのは「明日から始まる新しい1年の無病息災を願う」という願いが込められていました。
昔は、年の数え方も「数え年」方式で、生まれた年を1歳として、以降元日(立春)ごとに1年ずつ加えていました。
今は、年齢は満年齢で数えますし、正月も立春ではないので、「正直、どっちでもいいんじゃない?」という感じらしいです。
個人的には、「明日から始まる新しい1年の無病息災を願う」という願いを込めて、年の数より1つ多く食べたいと思います。
情報ソース: いい日本再発見
豆は「落花生」を投げる
北海道や東北、信越地方では、大豆ではなく、殻付きの落花生を投げるそうです。
諸説ありますが、個人的には「大豆だと雪の中に投げると見つからないから。」というのが有力な気がします。
実際に雪深い場所で、大豆を投げてみましょう。探すの、かなりの苦労だと思います。
今では、「殻付きなので衛生的」などのメリットもあり、他の地域にも広がっているそうです。
落花生の産地の千葉県や、鹿児島、宮城県でも落花生を投げる地域が多いそうです。
情報ソース: All About
恵方巻という名称はセブン・イレブン発祥
これは結構有名ですね。
元々、関西を中心に節分に「太巻き」を食べると縁起がいいという風習がありました。これは、「丸かぶり寿司」「節分の巻きずし」「幸運巻きずし」などと呼ばれており、「恵方巻」という名前はありませんでした。
「恵方巻」という名称は、1998年にセブン・イレブンが、節分の「太巻き」を全国発売するにあたり、「丸かぶり寿司 恵方巻」という名前をつけたことが始まりです。
「恵方巻」は今では全国区です。セブン・イレブンのパワー、恐るべしです。
ちなみに、関西で「太巻き」を食べる風習は、江戸時代から明治時代にかけて、大阪の商人が商売繁盛と厄祓いを目的に食べたことが始まりという説があります。
巻きずしは「福を巻き込む」、丸かぶりは「縁を切らない」という意味があります。
情報ソース: Wikipedia
節分にそばを食べる!
節分にお蕎麦を食べる習慣の地域があります。
節分は立春の前日ですが、旧暦では立春がお正月だったため、節分は大晦日でした。
つまり、年越しそばということです。
お昼に恵方巻を食べて、夜はそばを食べようかなと思いました。
情報ソース: 節分そばと年越しそばの起源由来 そばの歴史
節分にはイワシの頭を飾る
柊鰯(ひいらぎいわし)のことです。
柊(ひいらぎ)の枝に焼いたイワシの頭を刺したものです。
かなりのインパクトがあります。
写真: 日本の風習
鬼(邪気)は臭いのきついものや先の尖ったものを嫌うと考えられていました。そこで、イワシの臭いと、棘のある柊を組み合わせてできたのが、柊鰯(ひいらぎいわし)です。
まあ、説明されれば理屈は分かりますが、昔の人もどこまで本気でやっていたか気になるところです。どう考えても見た目がシュールです。
この2つを組み合わせた人は、絶対何か狙っていたと思います。
実際に飾っている家を見たことがないので、一度見てみたいものです。
情報ソース: Mengry