ソーシャルプロフィールリンク(Social Profile Links)の構造化データをマークアップする方法を紹介します。
Googleは検索結果のナレッジグラフに、組織や個人のソーシャルアカウントを表示することがあります。
ソーシャルプロフィールリンクは、検索結果のナレッジグラフに表示される、FacebookやTwitter、Instagram、YouTubeなど、ソーシャルメディアのプロフィールページへのリンクです。
ソーシャルプロフィールリンクは、構造化データをマークアップしていなくても表示されることがありますが、構造化データをマークアップすることで、Googleにより正確に情報を伝えることができます。
現在、Googleがサポートしているソーシャルアカウントはこちらです。
- Google+
- YouTube
- Myspace
- SoundCloud
- Tumblr
これ以外のソーシャルアカウントをマークアップしても、検索結果に表示されることはありません。
また、ソーシャルプロフィールリンクは現在、日本語の検索結果には表示されません。google.co.jpでも言語設定を英語にすると検索結果に表示されるようです。
JSON-LDでマークアップする
ソーシャルプロフィールリンク(Social Profile Links)をJSON-LDでマークアップする方法です。JSON-LDはページのどこに記述しても問題ありませんが、通常は<head>
タグ内に記述します。
<script type="application/ld+json"> { "@context": "http://schema.org", "@type": "Person", "name": "your name", "url": "http://www.your-site.com", "sameAs": [ "http://www.facebook.com/your-profile", "http://instagram.com/yourProfile", "http://www.linkedin.com/in/yourprofile", "http://plus.google.com/your_profile" ] } </script>
Microdataでマークアップする
MicrodataでHTMLタグに直接マークアップすることもできます。
<span itemscope itemtype="http://schema.org/Organization"> <link itemprop="url" href="http://www.your-company-site.com"> <a itemprop="sameAs" href="http://www.facebook.com/your-company">FB</a> <a itemprop="sameAs" href="http://www.twitter.com/YourCompany">Twitter</a> </span>
属性の解説
ソーシャルプロフィールリンク(Social Profile Links)の属性は次のようになります。
属性 | 必須 | 説明 |
---|---|---|
@type | 必須 | 個人なら"Person" 、組織なら"Organization" |
name | 必須 | 個人、または組織の名前 |
url | 必須 | ウェブサイトのURL |
sameAs | 必須 | ソーシャルメディアのURL |