WordPressのプラグインを活用することで、簡単にサイトをパワーアップすることができます。
関連記事を自動表示したり、画像のファイルサイズを自動的に削減してサイトの表示速度を高速化したり、記事にシェアボタンを表示したり、投稿をFacebookやTwitterなどのソーシャルサイトに自動投稿したり、さまざまな便利機能を使うことができます。
今回は、実際に運営しているサイトで使用している、おすすめのWordPressプラグインをまとめて紹介します。
01. WPCore Plugin Manager –よく使うプラグインを登録しておいて一括インストール
WPCore Plugin ManagerはWordPressでよく利用するプラグインを登録しておいて、一括でインストールすることができる超便利なプラグインです。サイトを立ち上げる度にプラグインを一つ一つインストールするのはかなり手間なので、複数のWordPressサイトを運営する人におすすめのプラグインです。他の人が公開しているプラグインのセットを利用することもできます。
今回紹介したプラグインのセットは、web-navi_20160419に公開しました。
プラグインの解説記事
02. EWWW Image Optimizer – 画像を最適化してサイトを高速表示
EWWW Image Optimizerは、画像を最適化してサイトを高速表示することができるプラグインです。アップロードした画像を自動的に圧縮して、ファイルサイズを最適化することができます。サイトの表示を簡単に高速化することができるのでおすすめです。
過去にアップロードした画像を一括で最適化したり、最新の画像フォーマットであるWebP(ウェッピー)を自動生成することもできます。一度インストールして設定すれば、あとは画像アップロード時に自動的に最適化を行ってくれます。
EWWW Image Optimizerの解説
03. Publish Confirm – 記事の公開前に確認ボタンを表示
Publish Confirmは記事の公開前に確認ボタンを表示するプラグインです。
記事の公開ボタンを間違って押してしまったことはありませんか?WordPressの記事投稿ページにある公開ボタンは、一度クリックするだけで記事が公開されてしまいます。まだ書きかけの記事を誤って投稿した経験がある人も少なくないと思います。Publish Confirmをインストールしておけば、公開ボタンを押した時に確認のダイアログを表示してくれます。インストールするだけで使えます。
04. AMP – 話題のAMPに対応
AMPは、Googleの検索結果でモバイルサイトを高速表示する仕組み、AMPに対応することができるプラグインです。ニュースサイトなど、情報発信系のサイトにおすすめです。
AMPとは?
05. Facebook Instant Articles & Google AMP Pages by PageFrog – WrodPressのAMP対応をより完全に
Facebook Instant Articles & Google AMP Pagesは、上で紹介したAMPプラグインと一緒に使用することで、WordPressをAMP対応することができるプラグインです。AMPプラグイン単体では不足している機能を補うことができます。
Facebook Instant Articles & Google AMP Pages by PageFrogの解説
06. BackWPup – WordPressの最強バックアッププラグイン
BackWPupは、WordPressのバックアッププラグインです。サーバーのファイルデータ、データベースのデータをまとめてバックアップすることができます。バックアップ先も、サーバー内、メール添付、Dropbox、Amazon S3など複数のサービスから選ぶことができます。もちろん、バックアップ対象やスケジュールの設定もできます。
WordPressにはさまざまなバックアッププラグインがありますが、BackWPupはその中でも最強のバックアッププラグインです。
BackWPupの解説
07. Broken Link Checker – リンク切れをチェック
Broken Link Checkerはサイトのリンク切れをチェックできるプラグインです。
サイト内リンクや外部リンクのリンク切れをチェックすることができます。昔からある、定番プラグインです。カスタムフィールド内のリンクやYoutubeのリンクをチェックすることもできます。
08. Code Snippets – functions.phpのカスタマイズコードを管理
Code Snippetsはfunctions.phpのカスタマイズコードを管理することができるプラグインです。
functions.phpに直接コードを追加していくと、元々のテーマのコードと混ざってしまいます。functions.phpを使えば、「関連記事を表示するコード」など目的ごとにコードを管理することができます。さらに、管理画面だけで実行、フロント画面だけで実行などを指定することもできます。functions.phpを編集するならば、ぜひ導入したいプラグインです。
Code Snippetsの解説
09. Contact Form 7 – 最強のお問い合わせフォームプラグイン
Contact Form 7はWordPressに簡単にお問い合わせフォームを実装できるプラグインです。
お問い合わせフォームプラグインはたくさんありますが、一番有名で、一番使いやすいです。Jetpackにもコンタクトフォーム機能が追加されましたが、日本語だと差出人名が文字化けしてしまうなど問題があるので、Contact Form 7の方が安心です。
10. Crayon Syntax Highlighter – 記事内にコードを表示
Crayon Syntax Highlighterは記事の中でHTMLやPHP、JavaScript、CSSなどのコードを表示することができるプラグインです。
Web制作の解説サイトなどで使用します。Syntax Highlighterのプラグインは色々ありますが、Crayon Syntax Highlighterは見た目が綺麗なのでおすすめです。
11. Google Analytics by MonsterInsights – Google Analytics連動プラグイン
Google Analytics by MonsterInsightsは、GoogleAnalyticsと連動して、アクセス解析タグを埋め込むことができるプラグインです。
管理者のアクセスを自動的に除外したり、外部リンクのクリックや、ファイルのダウンロード履歴をイベントとして記録したりできます。有料版では記事をカテゴリやタグごとに分類してアクセス解析することができます。無料版でも十分な機能です。
12. Google XML Sitemaps – XMLサイトマップを自動生成
Google XML SitemapsはXMLサイトマップを自動生成してくれるプラグインです。導入も簡単なので、SEOを意識したサイトならば、導入をおすすめします。
13. jQuery Smooth Scroll – スクロールをスムーズに
jQuery Smooth Scrollはページ内リンクの移動をスムーズにしてくれるプラグインです。サイトの右下に「このページのトップへ」のリンクを自動的に表示する機能もついています。
14. No Self Pings –サイト内のピンバックを停止
No Self Pingsは自サイト内でリンクを貼った時に、自動的にピンバック(コメント)が付くのを停止することができるプラグインです。インストールするだけで設定完了です。サイト内でのピンバックは見た目が良くないので、止めてしまいましょう。
15. Post Views Counter – 記事の閲覧数を表示
Post Views Counterは記事の閲覧数をページ内に表示することができるプラグインです。記事の閲覧数を見せたいときに使えます。
16. Search Regex – 一括置換プラグイン
Search RegexはWordPress内のコンテンツを一括置換することができるとても便利なプラグインです。記事のタイトル、コンテンツ、コメントなどの置換対象と、置換前後のキーワードを指定するだけで一括置換ができます。正規表現を利用することもできるので、応用が効きます。
17. Share Buttons by AddThis – 共有数を計測できるシェアボタン
Share Buttons by AddThisはシェアボタンを設置できるプラグインです。AddThisのサービスと連動して、シェアボタンがクリックされた数を計測することができます。無料で利用できます。
Share Buttons by AddThisの解説
18. WordPress Related Posts – 関連記事を表示
WordPress Related PostsはWordPressの投稿に関連記事を表示することができるプラグインです。同様のプラグインはいろいろありますが、見た目が綺麗なのでおすすめです。
19. Export WordPress data to XML/CSV– 記事タイトルやURLの一覧をCSV出力
Export WordPress data to XML/CSVは記事のタイトルやURLなどの情報をCSVで出力することができるプラグインです。他にも投稿日や本文、カテゴリー、タグ、カスタムフィールドなどあらゆる情報を出力することができます。Excelで集計する際などに便利です。
Export WordPress data to XML/CSVの解説
20. WP-DBManager – データベースのバックアップ
WP-DBManagerはWordPressのデータベースをバックアップすることができるプラグインです。
シンプルですが、ローカルバックアップ、メール添付、スケジュール指定など基本的な機能が揃っています。昔からあるプラグインで、動作が安定しているのでおすすめです。データベースの最適化や修復を行うこともできます。
WP-DBManagerの解説
21. xili-tidy-tags – タグをグループ化
xili-tidy-tagsはタグをグループ化することができるプラグインです。カテゴリのように、親タグを設定することができます。
22. Advanced Custom Fields – カスタムフィールドを実装
Advanced Custom Fieldsはカスタムフィールドを簡単に実装できるプラグインです。カスタムフィールドを実装するなら、おすすめのプラグインです。
23. Jetpack – あらゆる機能がセットになった、WordPressの公式プラグイン
Jetpackはさまざまな機能がセットになったWordPressの公式プラグインです。関連記事表示、画像のCDN配信、記事投稿時にTwitterやFacebookへ自動配信など便利な機能が詰まっています。
24. CodePen oEmbed – WordPenにCodePenを埋め込む
CodePen oEmbedはWordPressの記事にCodePenを埋め込めるプラグインです。
25. All In One SEO Pack –SEOツール
All In One SEO PackはSEO用のプラグインです。簡単にタイトルを書き換えたりできます。利用しているテーマのSEO対応がイマイチな場合や、一部のタイトル構成を変更したい場合に使用しています。
26. AmazonJS –Amazonアソシエイト用プラグイン
AmazonJSはAmazonアソシエイトのリンクを簡単に挿入することができるプラグインです。投稿画面で商品を検索することができるので、本や漫画のレビュー記事をよく書く人におすすめです。
27. Automatically Paginate Posts –記事を複数ページに自動分割
Automatically Paginate PostsはWordPressの記事を複数ページに自動分割することができるプラグインです。1ページあたりの単語数を指定したり、分割後のページ数を指定したりして自動で分割することができます。長い記事を書くサイトにおすすめです。
28. Akismet –スパム対策プラグイン
Akismetは、定番のスパム対策プラグインです。必須ですね。
29. WP Multibyte Patch –日本語の問題解決
WP Multibyte Patchは英語圏で開発されているWordPressを日本語環境で正しく表示するためのプラグインです。これも必須ですね。