企業の連絡先(Corporate Contacts)の構造化データをマークアップする方法

Photo by Daria Nepriakhina via Unsplash

企業の連絡先(Corporate Contacts)の構造化データをマークアップする方法

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企業の連絡先(Corporate Contacts)の構造化データをマークアップする方法を紹介します。

Googleは検索結果のナレッジグラフに、企業の連絡先(Corporate Contacts)として電話番号を表示することがあります。

企業の連絡先の構造化データ

企業の連絡先は、構造化データを設定していなくても表示されることがありますが、構造化データをマークアップすることで、Googleにより正確に情報を伝えることができます。

JSON-LDでマークアップする

企業の連絡先(Corporate Contacts)をJSON-LDでマークアップする方法です。JSON-LDはページのどこに記述しても問題ありませんが、通常は<head>タグ内に記述します。

<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "http://schema.org",
  "@type": "Organization",
  "url": "http://www.your-company-site.com",
  "contactPoint": [
    { "@type": "ContactPoint",
      "telephone": "+81-3-1234-5678",
      "contactType": "customer service"
    }
  ]
}
</script>

属性の解説

企業の連絡先(Corporate Contacts)の構造化データの属性は次のようになります。

属性 必須 説明
telephone 必須 電話番号
国際電話番号形式で指定。国番号の記載が必要(日本なら+81)
例: +81-3-1234-5678(03-1234-5678)
contactType 必須 お問い合わせ先の種類
Googleがサポートしているのは以下の種類
例: “customer support”, “technical support”, “billing support”, “bill payment”, “sales”, “reservations”, “credit card support”, “emergency”, “baggage tracking”, “roadside assistance”, “package tracking”
areaServed 推奨 サポートエリア
国コードを指定
例: “US”, “GB”, [“US”,”CA”,”MX”]
contactOption 推奨 電話番号の種類
Googleがサポートしているのは以下の種類
例: “TollFree”(フリーダイヤル), “HearingImpairedSupported”(聴覚障害者対応)
availableLanguage 推奨 対応言語
例: “English”, “Spanish”, [“French”,”English”]

参考