妊婦さんに優しい社会を目指そう!韓国の電車が妊婦さんが立っていることを知らせるピンクライトを導入

2015年の韓国の出生率は1.24と、OECD諸国平均の1.7を大きく下回ります。

ちなみに、同じ年の日本の出生率は1.46でした。

そんな韓国では、妊婦さんに優しい社会を目指そうと、今、様々な取り組みが行われています。

韓国の鉄道会社が導入した「ピンクライト」もそんな取り組みの一つです。

妊婦さんはカバンに専用のバッジを取り付けます。

マタニティバッジ

電車に乗った妊婦さんが2メートル以内に近づくと、手すりのピンクライトがバッジに反応して、光ります。

マタニティバッジとピンクランプ

席に座っている人は、ピンクライトが光ることで、目の前の女性が妊婦さんだと気がつくことができます。

妊婦さん

妊婦さんが席に座ると、ピンクライトは自動的に消えます。

マタニティバッジの成功例

お腹が小さい妊娠初期は、周りの人から見て妊婦さんかどうかというのは、分かりにくいものです。

しかし、妊娠初期ほど、つわりなどで、たくさんの妊婦さんが大変な思いをしています。

日本にもマタニティーマークのバッジがありますが、バッジだけだと中々気づくことが難しい場合もあります。

マタニティーマーク

座っている人の目の前で光るピンクライトなら、より確実に気がつき、必要な気遣いをすることができます。

妊婦さんに優しい社会を目指す、韓国の鉄道会社のすてきな試みでした。