国境なき医師団は、アフリカ、アジア、南米、中東などを中心に、紛争地域や自然災害の最前線で無償で医療を提供しています。
現在、約70の国と地域で、3万8000人以上のスタッフが活動しています。
これだけ多くの国と地域で、たくさんのスタッフが活動するためには多額の資金が必要です。
国境なき医師団は活動資金のほとんどを民間からの寄付によってまかなっています。
その中で、個人からの寄付は、全体の約8割を占めます。
日本国内でも年間27万人が寄付を行っています。
民間からの寄付で活動資金をまかなうことで、資金の独立性と透明性が保たれ、どのような権力からの影響も受けずに、自らの決定で必要な場所へ支援を届けることが可能になります。
そんな国境なき医師団が、個人からの寄付の大切さを伝えるショートムービー「Doctors Without Borders – Your Support Goes A Long Way」を公開しました。
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作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有
国境なき医師団の医師が難民キャンプで手術をしようとしますが、そこにはメスがありません。
するとスタッフの一人が手術室から出てきて、外にいたスタッフにこのことを伝えます。
話は次々と伝わり港へ。そして船で海を渡り、ある国で暮らす女性の元へ。
女性が小切手にサインをすると、手術現場にメスが届きます。
1枚の小切手による寄付は、長い長い旅をして、それを必要としている人の元に届くという、寄付の大切さを訴えるショートムービーです。