TextExportToCSVはPSDからテキスト情報を抽出するPhotoshopの便利スクリプトです。
コーディングの際に、Photoshopのテキスト編集ツールを使って、一つ一つテキスト情報をコピペするのは手間がかかります。TextExportToCSVを使えば、PSDファイルに含まれるテキスト情報を一括でCSVファイルに出力できます。
テキスト情報以外にも、フォントの種類、フォントサイズ、カラー情報も出力できるので、コーディングがずっと楽になります。
TextExportToCSVの使い方
Photoshopにスクリプトをセット
TextExportToCSVのサイトからファイルをダウンロードして解凍します。
「TextExportToCSV.jsx」というファイルが入っているので、このファイルをPhotoshopのスクリプトフォルダに移動します。スクリプトフォルダの場所は環境によって異なりますが、下記のような場所にあります。
Windows: C:\Program Files\Adobe\Adobe Photoshop CC 2015\Presets\Scripts
Mac: /Applications/Adobe Photoshop CC 2015/Presets/Scripts/
ファイルを移動したら、Photoshopを再起動します。
使い方
今回は、下記のPSDファイルのテキスト情報を抽出してみます。
Photoshopのメニューで、「ファイル」 > 「スクリプト」にある、「TextExportToCSV」を選択します。
CSVファイルの保存場所と名前を指定すると、CSVファイルに、テキスト情報が出力されます。
「Text」の欄がテキスト情報です。「Font」の欄がフォントの種類、「Size」がフォントサイズ、「HEX」がカラー情報です。
これで、コーディングスピードが上がること、間違いなしです!